【シャドバエボルヴ】ウィッチデッキ考察!大会優勝デッキレシピも掲載【2023年3月最新版】
デッキ考察 | |||||||||||
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紙シャドバこと『シャドウバースエボルヴ』のクラス「ウィッチ」の環境デッキを考察していきたいと思います。デッキレシピや作成にかかる値段、立ち回り、大会優勝デッキのレシピなども記載していますので、現環境のウィッチデッキの参考になれば幸いです。
ウィッチとは
リーダー | イザベル、エラスムス |
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固有能力 | 【スペルチェイン_n】 自分の墓場のスペルがn枚以上なら【スペルチェイン_n】の後の能力が働く 【土の秘術】 追加コストとしてスタックカウンターを取り除くことで発動する能力 |
ウィッチとは、シャドウバースのクラスの1つであり、ウィッチ(魔女)の名前の通りスペルや土の秘術を駆使したテクニカルな戦術を得意とするクラスです。
ウィッチには【スペルチェイン_n】という墓場のスペルの枚数が一定数を超えると効果が強化される能力と、【土の秘術】という大地の魔片を追加コストとして取り除くことで発動する能力があり、スペル軸と土の秘術軸の2通りのデッキが楽しめるクラスになっています。
デッキ構築、プレイング共に難易度が高くやり応えがあるため、頭を使ってスマートに戦いたい方におすすめです。
スターターデッキは買うべき?
ウィッチのスターターデッキは、買わなくても問題ありません。
ウィッチのスターターデッキには「ペンギンウィザード」や「デモンフレイムメイジ」など、ウィッチデッキの主力級のカードが多く封入されているものの、それぞれ使用するデッキが異なるため、自身のデッキに採用したいカードをシングル買いで集めれば良いでしょう。
様々なウィッチデッキを使って遊びたい場合は、スターターデッキの購入をおすすめします。
現環境のウィッチデッキ
第4弾環境で使われているウィッチデッキは、「次元の魔女・ドロシー」と「ギガントキマイラ」を組み合わせたドロシーギガキマデッキと、スペルを中心に構築した超越ウィッチデッキの2種が主流です。
ドロシーギガキマデッキは、ギガキマを山札の底に置き、山札をギガキマ含む残り数枚まで掘り進めてからドロシーの効果で引き込み、コストを下げて30点OTKを狙うコンボデッキになっています。
超越ウィッチはこれまでと変わらず、スペルで相手をコントロールし「次元の超越」によるエクストラターンで勝利するデッキになっています。
どちらも考えることが多いテクニカルなデッキで初心者向けとは言えませんが「決まれば勝ち」という強力なコンボを搭載したデッキです。
というわけで今回は環境で使われているドロシーギガキマと超越ウィッチを考察していきたいと思います。
ドロシーギガキマデッキ
デッキレシピ
値段 | 約10,000円 |
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ドロシーギガキマデッキは、第4弾で追加された新LGギガントキマイラとドロシーのコンボを軸にしたデッキです。
ギガキマを山札の底に置き、山札をギガキマ含む残り数枚まで掘り進めてからドロシーの効果で引き込み、コストを下げて30点OTKを狙うコンボデッキになっています。
高額なカードやLGの採用枚数が多くないため、高く見積もっても10,000円あればデッキを作成することができるでしょう。
その他採用圏内のカード
カード | 詳細 |
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![]() マジックオウル | 【1コスト/フォロワー】 ファンファーレとラストワードで手札のスペルを捨て1枚引くことができるフォロワー。突進を持っているため1点除去のような使い方も可能。デッキの回転を早めたいなら採用圏内。 |
![]() アグネスタキオン | 【2コスト/フォロワー】 スペル使用時相手フォロワーのスタッツを-1/-1できるフォロワー。除去能力が向上するのはもちろん進化時効果で墓場のスペルを回収できるのも優秀。 |
![]() 烈火の魔弾 | 【2コスト/スペル】 2コストで3点与えることができるスペル。対象が進化後フォロワーなら4点ダメージになる。除去スペルを増やしたい環境なら採用圏内。 |
![]() エクスキューション | 【4コスト/スペル】 相手の場のカードを破壊できるスペル。フォロワーだけでなくアミュレットの破壊も可能。確定除去が必要になる環境なら採用圏内。 |
立ち回り
後攻を取りたい
ドロシーギガキマは、後攻を取りましょう。
後攻であれば、最速8T目にドロシーギガキマコンボを決めることができることに加え、先攻よりも山札が1枚少ない状態で始まることや、ペンギンウィザードを最速で進化させられることもあり、基本的に後攻で問題ないでしょう。
マリガン(引き直し)
ドロシーギガキマのマリガンでは、ペンギンウィザードを狙ってマリガンしましょう。
ペンギンウィザードがいるといないとでは、山札を引き進める速度に大きな差が出るため、ペンギンウィザード一点狙いのマリガンでも良いでしょう。
また、今回ご紹介したレシピには「マーリン」が採用されているため、あまり重要ではありませんが、マーリン不採用の構築にする場合は、マリガンで引き直す際に山札の下に置いたカードの内容や置く順番を覚えておくと良いでしょう。
特にギガキマを下に置く際は、何枚目がギガキマになるかを把握しておくことで、ドロシー進化のタイミングを計算できるようになります。
序盤
序盤は「知恵の光」や「ペンギンウィザード」を使って山札を引き進めていきましょう。
相手が序盤からフォロワーを展開してくるデッキの場合は、スペルで除去に回るのもありです。その際は、自ターンではPPを使わず温存しておき、相手ターン中に相手の動きに応じて使用するスペルを選択すると良いでしょう。
中盤
中盤は、相手の攻めも強力になってくるので、しっかり相手フォロワーを除去しつつ山札を減らしていきましょう。
終盤戦(8T目以降)に突入する前には、山札の下にギガキマを置いておき、ドロシーを進化する準備を整えておけると理想的です。
ただし、相手の攻めが激しく、ドロシーギガキマのコンボを決める前にリーダーの体力を削り切られそうな場合は、ギガキマやドロシー進化を使って盤面を取り返えしておくのもありです。
そうなった場合は、ギガキマやドロシーの残り枚数、手札を捨てても問題ないかなど、次の動きに支障が出ないか計算して動きましょう。
終盤
終盤は、山札の下に仕込んだギガキマをドロシーの効果でEXエリアに引き込み、ドロシー進化の効果でスペルチェイン30を達成しつつコストを下げてプレイし、相手リーダーに30点ダメージを与えて勝利します。
また、ギガキマをプレイする前にスペルチェインが30に到達しているか必ず確認しましょう。足りない場合は、ドロシー進化の効果でスペルのコストを下げてプレイするか、場に残っているフォロワーを相手フォロワーにぶつけるなどしてスペルチェインを30にしてからプレイしましょう。
プレイしてみたら「スペルチェインが29しかない」なんてことになると山札切れで負けになりかねません。スペルチェインの数は必ず確認しましょう。
超越ウィッチデッキ
デッキレシピ
値段 | 約9,000円 |
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スペルを中心に編成し、次元の超越によるエクストラターンで勝利を狙う超越ウィッチデッキです。
超越ウィッチは、高額LGの「アグネスタキオン」の進化前と後が複数枚採用圏内に入っているため、デッキ作成にかかる値段はやや高めです。
その他採用圏内のカード
カード | 詳細 |
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![]() ウィンドブラスト | 【1コスト/スペル】 1コストで使える除去スペル。スペルチェインの条件を達成すれば与えるダメージが増加。さらに除去スペルを増やしたい場合は採用圏内。クイックが付いていない点に注意。 |
![]() エンジェルバレッジ | 【1コスト/スペル】 1コストで使える全体ダメージスペル。低コストで相手の横並びに対処できるカード。対象を取らないため空撃ちやオーラ持ちフォロワーにダメージを与えることができる。3枚溜め込めばフォルテを落とすことも一応可能。 |
![]() クレイグ | 【2コスト/フォロワー】 ファンファーレと進化時効果でカードを1枚引き1枚捨てることができるフォロワー。手札のリフレッシュとスペルチェインを稼ぎができる優秀なカード。進化の突進を活かして盤面除去も可能。スペルチェイン稼ぎを重視するなら採用圏内。 |
![]() レイナ | 【4コスト/フォロワー】 進化時効果で進化済みのエボルヴフォロワーの再利用とPP回復が狙えるフォロワー。進化したフォロワーの数次第では実質コスト0で使うこともできるので4枚目のフレイムデストロイヤーのような運用が可能。 |
![]() エクスキューション | 【4コスト/スペル】 4コストで使える確定除去スペル。大型フォロワーやアミュレットが多い環境なら採用圏内。 |
立ち回り
後攻を取りたい
超越ウィッチは、後攻を取りましょう。
後攻であれば、ドローが1枚多く、EPにより「ペンギンウィザード」や「マーリン」などの優秀な進化が使いやすくなるので、先攻よりも後攻の恩恵の方が大きいでしょう。
マリガン(引き直し)
超越ウィッチのマリガンでは「ペンギンウィザード」を狙います。
ペンギンウィザードをキープできれば、序盤から手札のスペルを墓場に送りつつ山札をめくっていけるため、ペンギンウィザードが引けるかどうかは非常に重要です。基本的にペンギンウィザード一点狙いで良いでしょう。
序盤
序盤は、マリガンでキープしたペンギンウィザードを進化して、墓場にスペルを溜めつつ手札を回していきましょう。
どちらのフォロワーも引けていない場合は、除去スペルで相手のフォロワーを捌きつつドローソースを使って引き込みにいきましょう。
中盤
中盤は、相手フォロワーを捌きつつ墓場にスペルを溜めていきましょう。次元の超越が7コストで使える10枚、「フレイムデストロイヤー」のコストが0になる15枚を目標にすると良いでしょう。
PPは基本的に相手フォロワーの除去に使い、余ったPPでドローソースに回し、フィニッシャーであるフレイムデストロイヤ―を手札に集められると理想的です。
終盤
終盤は、0コストになったフレイムデストロイヤー複数展開から7コストで次元の超越を使い、リーサルを取りに行きましょう。
リーサルを取りに行く際は、相手の残りPPに注意しましょう。4PP以上残している場合は、クイック確定除去のエクスキューションを持っている可能性が高いので、フレイムデストロイヤーが1体倒されてもリーサルに届く打点を用意するか、リーサルを見送りましょう。
リーサルの目安 | |
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相手リーダーの体力 | 必要なカード |
21 | フレデス3枚 (7×3=21点) |
20 | フレデス2枚+マーリンデモスト (7×2+3×2=20点) |
14 | フレデス2枚 (7×2=14点) |
13 | フレデス1枚+マーリンデモスト (7+3×2=13点) |
7 | フレデス1枚 (7点) |
6 | マーリンデモスト (3×2=6点) |
ウィッチの大会優勝デッキレシピ
デッキコード | 6WF6Y |
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デッキコード | 1D0Z6 |
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▲第1回「BIG EVOLVE CS」準優勝デッキ
デッキコード | 35PY4 |
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ウィッチデッキまとめ
今回は、第4弾環境におけるウィッチデッキを考察していきました。
今環境のウィッチデッキは、新LGギガントキマイラとドロシーのコンボデッキと超越デッキが活躍している印象です。
どちらも前環境を制したウマ娘デッキに強く、ドロシーギガキマは環境に実質的なターン制限を設けることで第4弾ならではの新しい環境を作り出しています。
ただし、ウィッチデッキはやはりプレイの難易度が高く、初心者では扱いきれないのが欠点です。ある程度カードゲームに慣れてきた中級者以上向けと言ったところでしょうか。
難しい反面やり応えのある楽しいクラスなので、腕に自身のある方は是非ウィッチデッキを組んで遊んでみて下さい。
シャドウバースエボルヴの基本情報
ジャンル | TCG |
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発売日 | ・「創世の夜明け」: 2022年4月28日 ・「黒銀のバハムート」: 2022年6月30日 ・「ウマ娘プリティーダービー」: 2022年10月1日 ・「フレイム・オブ・レーヴァテイン」: 2022年12月16日 ・「天星神話」: 2023年2月24日 ・「永劫なる絶傑」: 2023年4月28日 |
価格 | ・ブースターパック:385円 ・スターターデッキ:1,650円 ・スペシャルスターター:16,500円 |
サイズ | 横63mm×縦88mm |
公式 | ・HP: https://shadowverse-evolve.com/ ・Twitter: https://twitter.com/shadowverse_ev |