【シャドバエボルヴ】環境デッキ考察【2023年5月最新版】
紙シャドバこと『シャドウバースエボルヴ』の第5弾環境を考察していきます。現環境で活躍しているデッキやレシピも記載していますので、シャドウバースエボルヴの現環境が知りたい方の参考になれば幸いです。
※記載しているデッキレシピは一例です。参考としてご覧ください。
現環境のtier表
tier | クラス/デッキ |
---|---|
1 | ![]() ![]() ![]() |
2 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
3 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
4 | ![]() ![]() ![]() |
第5弾環境最強はビショップ
現環境の最強デッキ候補は、ビショップの「卵ビショップ」と「コントロールビショップ」です。
卵ビショップは第5弾環境開始前から評価が高く、先日行われた千葉GPにて優勝に輝くなど、前評判通りの強さを見せていることから文句なしのtier1デッキといえるでしょう。
同じく千葉GPにて活躍したコントロールビショップもtier1と言えそうです。GP開催前から注目されていたデッキタイプで、千葉GP上位8名の内3名の選手がコントロールビショップを使用していたことから、現環境における強さが窺えます。
同じクラスに異なる強力なデッキが存在するため、デッキタイプが読みにくいのも勝因になっているのではないでしょうか。
GPを終え、蓋を開けてみれば大ビショップ環境だった第5弾。今後環境の変動はあるのでしょうか?!
みんなが第5弾環境で最強だと思うクラスは?
みんなが第4弾環境で最強だと思うクラスは?
- ウマ娘プリティーダービー 38%, 79 票79 票38%79 票 - 総投票数の38%
- エルフ 22%, 47 票47 票22%47 票 - 総投票数の22%
- ウィッチ 17%, 36 票36 票17%36 票 - 総投票数の17%
- ドラゴン 10%, 20 票20 票10%20 票 - 総投票数の10%
- ナイトメア 5%, 10 票10 票5%10 票 - 総投票数の5%
- ロイヤル 4%, 9 票9 票4%9 票 - 総投票数の4%
- ビショップ 4%, 8 票8 票4%8 票 - 総投票数の4%
tierの基準
大会で結果を残しているデッキを高く評価
今回作成したtier表では、大会で結果を残しているデッキを高く評価しています。
特に「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」などの大型公式大会で結果を残したデッキは、上位のtierに位置付けしています。
大会での使用率も考慮
▲参考:「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Spring 千葉」のメタゲーム
大会の結果だけでなく、使用率の高さも考慮しています。
使用率が高く大会での遭遇率が高いデッキは、対策する必要がある強力なデッキと考え、高いtierに位置しています。対して、使用率が低くあまり見かけないデッキは、下位ないしtier表から省いています。
環境デッキ考察
tier1
卵ビショップデッキ
▲千葉GP優勝デッキ
卵ビショップは「ハンプティダンプティ」を中心にタイプ・童話のカードを軸に構築されたデッキです。
「不思議の探求者・アリス」をはじめとした童話サーチカードでEXエリアにリソースを確保し「ハンプティダンプティ」の進化で盤面を処理しつつ相手のリーダーを攻撃していきます。
新カード「悪魔のエピタフ」や「爆砕の傭兵・フィーナ」など相性の良いカードが追加されたことにより、第4弾環境のレシピから大幅に強化されました。
前評判通りの強さを見せ、千葉GPで優勝に輝いたことからtier1の評価です。
コントロールビショップデッキ
▲千葉GP準優勝デッキ
コントロールビショップは、「ヘブンリ―イージス」と第5弾で追加された「安息の絶傑・マーウィン」を採用したコントロールデッキです。
豊富な除去と回復を駆使しフィニッシャーであるイージスの着地を狙い、最後はイージスに「守護の陽光」で守護を付与して相手を封殺する戦法を得意としています。
環境での通りが良く、千葉GPでも上位8名の内3名がコントロールビショップだったことからtier1の評価です。
簒奪ロイヤルデッキ
簒奪ロイヤルは、第5弾の新カード「簒奪の絶傑・オクトリス」をはじめとした簒奪シリーズのカードを中心に構築したデッキです。
CSなどの大会シーンで高い勝率と使用率を誇っている点を評価し、tier1にランク付けしています。
簒奪シリーズの特徴である相手のデッキの上のカードを墓場に置く効果で相手のプランを崩壊させることができるほか、オクトリスの進化時効果で相手の墓場のカードを奪うこともできたりと、トリッキーな立ち回りが可能です。
また「簒奪の従者」や「簒奪の信者」の登場により、序盤の動きが強化されているため、アグロプランを取れるのも強みと言えるでしょう。
千葉GPでも高い使用率を誇り、TOP8に入賞する活躍を見せたことからtier1の評価です。ただし、使用率に比べ勝率が振るわなかった点を鑑みると今後評価を落とす可能性もあります。
tier2
ミッドレンジウマ娘デッキ
長らく環境TOPに君臨したミッドレンジウマ娘はtier2の評価です。
他のクラスのデッキパワーが追い付き始めた点や、苦手とする卵ビショップの強化と使用率の増加により、立ち位置が悪くなり環境TOPを明け渡した印象です。
とは言えまだまだ戦える強いデッキであることに変わりはなく、千葉GPでもTOP8に入賞する活躍を見せたことから、tier1に返り咲く可能性も0ではありません。
コントロールナイトメアデッキ
コントロールナイトメアは、豊富なハンデスや除去カードで相手の動きをコントロールするナイトメアクラスのデッキです。
今環境では、第5弾で追加されたハンデス効果を持つカードを軸に、天使・堕天使や除去コントロールの要素も詰め込み、従来のコントロールナイトメアのいいとこ取りを果たしたタイプのデッキが台頭しています。
CSでの優勝報告も挙がっており、千葉GPでも高い使用率を誇ったことからtier2の評価です。今後の環境の推移次第ではtier1への躍進もあり得るでしょう。
侮蔑原初ドラゴン
侮蔑原初ドラゴンデッキは、第5弾の新LG「侮蔑の絶傑・ガルミーユ」をはじめとした侮蔑シリーズのカードと「原初の竜使い」を軸にしたデッキです。
盤面展開力、除去能力、ライフを詰める能力がいずれも高く、様々なデッキに幅広く対応できる汎用性の高さが特徴です。ドローやサーチもできるため、ドラゴンの課題であった安定感の無さをある程度克服できている点も強みと言えます。
先日行われたトリオバトルにて優勝チームが採用していたものの、CSなど個人戦での勝率・使用率が振るわず千葉GPでも使用率が伸び悩んだことからtier2の評価です。
コンボエルフデッキ
コンボエルフは、【コンボ_n】の能力を持つカードが多くされたテクニカルなデッキです。
「小さな勇士・スクナ」や「キングエレファント」などの疾走フォロワーが多く採用されており、相手リーダーの体力を詰める能力が高いのが特徴です。
新カード「妖精の奔流」や「神秘の番人・スピネ」などの追加により、コンボのしやすさやリターンが強化されました。
前環境TOPに君臨したデッキタイプですが、デッキ構築とプレイングの難易度の高さから使用率は減少傾向。千葉GPにおける使用率も最下位だったものの、TOP8に残る活躍を見せたことから、今後さらに研究が進めば評価を上げる可能性があります。
tier3
リーシェナウィッチデッキ
リーシェナウィッチは、第5弾の新LG「破壊の絶傑・リーシェナ」を軸に、リーシェナが生成する2種のアミュレットと豊富な除去スペルで立ち回るコントロールデッキです。
リーシェナで生成できる「白き破壊のアーティファクト」と「黒き破壊のアーティファクト」の効果が非常に強力で、出すことができればリーシェナやアーティファクトを出したディスアドバンテージをしっかりと回収することができます。
先日行われたトリオバトルにて1位と2位のチームに採用され前評判を覆しはしたものの、環境での使用率が高い簒奪ロイヤルに不利が付き千葉GPでの使用率も低かったことからtier3の評価です。今後さらに評価を落とす可能性もあります。
ランプドラゴンデッキ
PP最大値を増やすカードと大型フォロワーを多く採用したランプドラゴンデッキです。回復量が非常に多いため回復ドラゴンと呼ばれることもあります。
紹介しているレシピでは、第5弾の新LG「飢餓の絶傑・ギルネリーゼ」を採用し、さらに回復能力に特化した構築にしています。
卵ビショップや簒奪ロイヤルと渡り合えるポテンシャルはあるものの、千葉GPで台頭してきたコントロールビショップに不利が付くためtier2の評価です。
侮蔑ディスカードドラゴンデッキ
侮蔑ディスカードドラゴンデッキは、侮蔑シリーズのカードを軸にしている点は前述した侮蔑原初ドラゴンデッキと一緒ですが、こちらは原初の竜使いではなく「竜巫女の儀式」を採用し、手札を捨てることにより効果を発動させるギミックを搭載したデッキです。
竜巫女の儀式による空中打点が強力なため、侮蔑原初よりも攻めに寄せたデッキになっています。
同じ侮蔑軸のドラゴンでも原初なのかディスカードなのか判別が難しいため、デッキタイプを悟られにくいのも今環境のドラゴンの強みと言えそうです。
先日行われたトリオバトルにて全体2位のチームがこのデッキを採用していたものの、CSなど個人戦での勝率・使用率が振るわず千葉GPでも使用率が伸び、同系の侮蔑原初の方が環境に適していることからtier3の評価です。
深紅アグロナイトメアデッキ
深紅アグロナイトメアは、自身のリーダーの体力を減らすことで発動する深紅ギミックを搭載したアグロデッキです。
自身のリーダーの体力を減らすリスクを抱える分、従来のアグロナイトメアよりも火力が大幅に強化されています。
深紅ギミックが決まった時の爆発力が凄まじく、環境初期における大会シーンで活躍を見せたものの、アグロデッキ特有の安定感のなさや後攻の勝率が振るわないことからtier3の評価です。
超越ウィッチデッキ
超越ウィッチは、スペルを中心に採用したウィッチクラスのデッキです。
「ペンギンウィザード」などを使って墓場にスペルを溜めていき「フレイムデストロイヤー」複数展開から「次元の超越」によるエクストラターンでOTKを狙います。
新カードで特段の強化は受けられなかったものの、コンボが決まってしまえばどんなデッキにも勝てるため、今後評価を上げる可能性があります。
tier4
ヘクターナイトメア
ヘクターナイトメアは、第4弾のGR「魔将軍・ヘクター」を軸に構築したデッキです。
ヘクターを最大限活かすためにネクロチャージを溜めやすい構築になっており、採用されているフォロワーもネクロチャージの能力を持っているものが多いのが特徴です。
第5弾で強化されなかったため使用率は減少傾向。今後姿を消す可能性もあります。
ドロシーギガキマデッキ
第4弾のLG「ギガントキマイラ」をフィニッシャーに採用したドロシーギガキマデッキです。
高速でデッキを掘り進め「神秘の指輪」でデッキの下に置いたギガントキマイラをドロシーで引き込むことで、最速後攻8T目(先攻なら9T)に相手リーダーに30ダメージを与えることができます。
実質的なターン数制限を環境に齎したデッキですが、研究や対策が進み、勝率・使用率共に激減したことで評価を落としました。
コントロールウマ娘デッキ
コントロールウマ娘は「紡がれてゆく想い」と大型フォロワーを採用したデッキです。
低コスト除去スペルや「スマートファルコン」のファンファーレ効果で相手の盤面を捌き「ゴールドシップ」や紡がれてゆく想いに繋げてフィニッシュを狙うデッキです。
ウマ娘環境後期にミッドレンジウマ娘の対抗馬として頭角を現したデッキですが、ミッドレンジウマ娘の使用率減少に伴い立ち位置が悪化。今後の環境の推移次第では姿を消す可能性も。
シャドウバースエボルヴの基本情報
ジャンル | TCG |
---|---|
発売日 | ・「創世の夜明け」: 2022年4月28日 ・「黒銀のバハムート」: 2022年6月30日 ・「ウマ娘プリティーダービー」: 2022年10月1日 ・「フレイム・オブ・レーヴァテイン」: 2022年12月16日 ・「天星神話」: 2023年2月24日 ・「永劫なる絶傑」: 2023年4月28日 ・「絶対なる覇者」: 2023年6月16日 |
価格 | ・ブースターパック:385円 ・スターターデッキ:1,650円 ・スペシャルスターター:16,500円 |
サイズ | 横63mm×縦88mm |
公式 | ・HP: https://shadowverse-evolve.com/ ・Twitter: https://twitter.com/shadowverse_ev |