【シャドバエボルヴ】ドラゴンデッキ考察!大会優勝デッキレシピも掲載【2023年5月最新版】
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紙シャドバこと『シャドウバースエボルヴ』のクラス「ドラゴン」の環境デッキを考察していきたいと思います。デッキレシピや作成にかかる値段、立ち回り、大会優勝デッキのレシピなども記載していますので、現環境のドラゴンデッキの参考になれば幸いです。
神龍(進化前)が殿堂入り
2022年12月12日(月)に殿堂入りカードの初回更新が行われ「神龍(進化前)」の殿堂入りが発表されました。
殿堂入りは2022年12月16日(金)に適応され、以降は神龍(進化前)をデッキに1枚しか入れることができません。
神龍(進化後)の使用に制限はなく、エボルヴデッキに3枚まで入れることが可能です。
ドラゴンとは
リーダー | ローウェン、ジルニトラ、スペシャルウィーク、ヤエノムテキ、グラスワンダー、天竜ライト、紅月カレン、黎星刻、イアン&アデール |
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固有能力 | 【覚醒】 自分のPP最大限が7以上なら覚醒状態になる |
ドラゴンとは、シャドウバースのクラスの1つであり、「竜の託宣」をはじめとする「PP最大値を増加させる」カードを使用することができるクラスです。
PP最大値を増やすことでドラゴンの固有能力である【覚醒】の条件をいち早く達成し、強力なカードで相手を圧倒する戦略を得意としています。
また、PPが増えれば強力な大型フォロワーを相手よりも早い段階で使用することができるので、テクニックよりもパワーで勝ちたい方におすすめのクラスと言えます。
スターターデッキは買うべき?
ドラゴンのスターターデッキは、ドラゴンデッキに欠かせない竜の託宣が封入されているので、買うことをおすすめします。
竜の託宣の他にも「ファフニール」や「ドラゴンウォーリア」など、ドラゴンデッキに必須級のカードが封入されているので、ドラゴンデッキで遊びたい場合は買っておいて損はないでしょう。
現環境のドラゴンデッキ
現在の第5弾環境で最も使用され実績を残しているドラゴンデッキは、第5弾の新LG「侮蔑の絶傑・ガルミーユ」をはじめとした侮蔑シリーズのカードを軸にした侮蔑原初ドラゴンと侮蔑ディスカードドラゴンです。
侮蔑原初ドラゴンは、バーンダメージが強力な侮蔑シリーズのカードと盤面処理能力が高い「原初の竜使い」を合わせたデッキになっており、相手のリーダーとフォロワーにダメージをばら撒く攻防一体の戦略を得意としています。
一方侮蔑ディスカードドラゴンは、侮蔑シリーズのカードに従来のディスカードドラゴンのギミックを搭載したデッキになっており、相手リーダーの体力を詰める戦法を得意とした攻撃的なデッキです。
侮蔑軸のほかにランプドラゴンも存在はしているようですが、環境TOPの簒奪ロイヤルに不利が付くため使用率が低く目立った活躍もありません。
今回は、大会シーンで使われている侮蔑軸の原初ドラゴンとディスカードドラゴンデッキのレシピや立ち回りを考察していきたいと思います。
カードゲームの元祖であるMTG界隈でマナを加速する意味で使われていた「ramp up his mana」が省略され、マナを加速する(シャドバではPPを増やす)デッキタイプのことを「ramp(ランプ)」と呼ぶようになったとされています。
その他にMTGのカード「不屈の自然/Rampant Growth」が由来という説もあります。
侮蔑原初ドラゴンデッキ
デッキレシピ
値段 | 約8,000円 |
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デッキコード | 669JP |
第5弾で追加された侮蔑シリーズのカードを軸に原初の竜使いと合わせて構築した侮蔑原初ドラゴンデッキです。
相手のリーダーとフォロワーにダメージを与える手段が豊富に採用されており、攻防一体の戦略を得意とするバランスの良さが強みです。
採用されているLGの枚数が少なく、ドラゴンクラスのLGの値段そのものが落ち着いてきているため、約8,000円もあればデッキを作成することができるでしょう。
その他採用圏内のカード
カード | 詳細 |
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![]() ブレイジングブレス | 【1コスト/スペル】 相手フォロワーに2ダメージを与えるスペル。覚醒後は4ダメージになる。使い勝手の良い1コストスペル。除去を増やしたい場合は採用圏内。 |
![]() 竜を育む者マチルダ | 【1コスト/フォロワー】 デッキの上3枚からコスト3以下のドラゴンフォロワーを手札に加えることができるフォロワー。原初の竜使いをはじめとした低コストカードを引き込むことが可能。自身が3コスト以下なので原初の起動条件を満たせるのも優秀。低コストフォロワーを厚めに取りたい場合は採用圏内。 |
![]() 変化する魔術師 | 【2コスト/フォロワー】 覚醒後に5/5スタッツになるフォロワー。進化後の必殺と指定攻撃による確定除去としての運用が主。2コストなので原初の起動条件を満たせるためデッキとの相性が良い。エボルヴデッキに余裕があれば採用したい。 |
![]() ファイアーリザード | 【2コスト/フォロワー】 ファンファーレ効果で相手リーダーかフォロワー1体に1ダメージを与えることができるフォロワー。原初の竜使いと好相性。低コストフォロワーを厚めに取るなら採用したい。 |
立ち回り
先攻を取りたい
侮蔑原初ドラゴンは、基本的に先攻を取りましょう。
先攻を取って2ターン目に「竜の託宣」を使用してPP最大値を増やすことで相手より多くのコストを使うことができるため、有利な展開を作りやすくなります。侮蔑原初ドラゴンをはじめドラゴンデッキは基本的に先攻を取っておけば問題ないでしょう。
マリガン(引き直し)
侮蔑ドラゴンのマリガンでは「竜の託宣」を探しに行きましょう。
竜の託宣が引けているか否かが勝敗を大きく左右するため、基本的に竜の託宣一点狙いのマリガンで良いでしょう。
竜の託宣と併せて序盤から動ける低コストフォロワーもキープできると理想的です。
序盤
序盤は、基本的に2ターン目から動き始め、竜の託宣を使用してPP最大値の増加を狙いましょう。
竜の託宣が引けていない場合は、フォロワーを展開して盤面を作っていきましょう。
中盤
中盤は、強力な進化フォロワーや原初の竜使いを駆使して優位に立ちましょう。
相手の盤面が弱い場合は「侮蔑の使徒」や「ダークドラグーン・フォルテ」などの疾走フォロワーで相手リーダーの体力を削り、相手がフォロワーを展開してきた場合は原初の竜使いを使って相手フォロワーを除去しつつリーダーの体力を詰めていきましょう。
手札や墓場に侮蔑シリーズのカードが揃ったらガルミーユの出番です。ガルミーユは自ターン中にダメージを受けると進化コストなしで進化することができるので「侮蔑の信者」や「侮蔑の炎爪」を併せて使用すると1PP得することができます。
進化後は、墓場にコスト2以下の絶傑カードをコスト0でプレイできるので、前述した信者や炎爪のほか、相手フォロワー全体にダメージを与えることができる「覇極」や覚醒時にダメージを与える効果が追加される「簒奪の従者」を使用し、ダメージを受けると相手リーダーかフォロワーに3ダメージを与える効果を起動すると強力です。
終盤
終盤は、侮蔑の使徒やフォルテの疾走打点、原初の竜使いやガルミーユのバーンダメージでリーサルを決めましょう。
今回ご紹介しているレシピでは大型疾走フォロワーの「ジェネシスドラゴン」を採用しているので、相手リーダーの体力が10を下回っていれば、1枚でリーサルを決めることが可能です。
侮蔑ディスカードドラゴンデッキ
デッキレシピ
値段 | 約10,000円 |
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デッキコード | 1BVDD |
侮蔑軸に手札を捨てて「竜巫女の儀式」の効果起動を狙うディスカードギミックを搭載した侮蔑ディスカードドラゴンデッキです。
竜巫女の儀式や「オグリキャップ」が採用されているため、前述した侮蔑原初ドラゴンよりも攻撃的なデッキと言えます。
侮蔑原初ドラゴンと主な採用カードは一緒ですが、LGのオグリキャップが採用されている分デッキ作成にかかる費用が高くなっています。
その他採用圏内のカード
カード | 詳細 |
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![]() ブレイジングブレス | 【1コスト/スペル】 相手フォロワーに2ダメージを与えるスペル。覚醒後は4ダメージになる。使い勝手の良い1コストスペル。除去を増やしたい場合は採用圏内。 |
![]() 変化する魔術師 | 【2コスト/フォロワー】 序盤の盤面の取り合いから中盤以降の確定除去など、幅広い用途を持つ使い勝手の良いフォロワー。覚醒状態で出せば2コストで5/5と破格のコスパを誇る。エヴォルヴデッキに余裕があれば是非採用したい強カード。 |
![]() 竜の怒り | 【3コスト/スペル】 相手フォロワーに5ダメージ与えることができるスペル。クイックが付いているため相手ターンにプレイすることが可能。覚醒後はカードを1枚引くことができるのが優秀。枠に余裕があれば採用したい。 |
![]() ドラグニル | 【3コスト/フォロワー】 進化時場に他の武装フォロワーがいれば4ダメージを与えることができるフォロワー。ファンファーレ効果でドラゴウェポンを出すことができるのでフォロワーさえいれば武装タイプの条件をクリアすることが可能。枠に余裕があれば採用したい。 |
立ち回り
先攻を取りたい
侮蔑ディスカードドラゴンは、攻めが強力なデッキなので、先攻を取りましょう。
侮蔑原初ドラゴン同様、先攻を取って2ターン目に「竜の託宣」を使用してPP最大値を増やすことで相手より多くのコストを使うことができるため、有利な展開を作りやすくなります。基本的に先攻を取っておけば問題ないでしょう。
マリガン(引き直し)
ディスカードドラゴンのマリガンでは、「竜の託宣」または「竜巫女の儀式」を狙いましょう。
竜の託宣キープ時には併せて「竜呼びの笛」や「侮蔑の従者」と「覇極」などキープして4PPの動きを確保、竜巫女の儀式キープ時には竜呼びの笛や「光の道筋」などディスカード関連のカードを併せてキープできると理想的です。
序盤
序盤は基本的に2ターン目から動き始め、竜の託宣や各種フォロワーを展開していきます。
竜巫女の儀式が手札にある場合は、3ターン目に置けると理想的です。ただし、相手の盤面に複数のフォロワーが展開していて竜巫女の儀式の2ダメージで1枚も取れない場合は、無理に置かず除去に回りましょう。
除去に回る場合は、侮蔑の従者に「侮蔑の炎爪」や覇極でダメージを与えるとカードを引くことができるので、意識して立ち回れると良いでしょう。
中盤
中盤は、除去や強力な進化フォロワーで有利な状況を作りつつ、竜巫女の儀式の効果で相手リーダーの体力を削っていきましょう。
竜巫女の儀式が置けていない場合は、フォルテやガルミーユなどの強力なフォロワーを展開し、相手が処理に回った隙をついて設置すると良いでしょう。
終盤
終盤は、竜巫女の儀式やフォロワーの打点で相手リーダーの体力を削っていき、リーサルを決めましょう。
今回ご紹介しているレシピでは、フォルテとガルミーユに加えてオグリキャップも採用されているため、相手リーダーの体力を10前後まで削ることができれば、一気に相手リーダーの体力を削り切ることができるでしょう。
ランプドラゴンデッキ
デッキレシピ
値段 | 約21,000円 |
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デッキコード | 2GZZ1 |
PP最大値を増やし強力なフォロワーを押し付ける戦略を得意とするランプドラゴンデッキです。回復能力が高いことから回復ドラゴンと呼ばれることもあります。
第5弾の新LG「飢餓の絶傑・ギルネリーゼ」を採用することで、従来のランプドラゴンよりも回復力が増加しています。
高額LGが大量に採用されているため、デッキ作成にかかる費用が全デッキの中でもトップクラスに高額なのが最大の特徴です。
その他採用圏内のカード
カード | 詳細 |
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![]() ベルエンジェル | 【1コスト/フォロワー】 1コストの守護持ちフォロワー。進化時相手フォロワーに2ダメージ与えることができるため序盤の盤面の取り合いで重宝。ラストワードで1枚引くことができるので手札が減らないのも優秀。序盤の攻防を重く見るなら採用圏内。 |
![]() 竜の怒り | 【3コスト/スペル】 相手フォロワーに5ダメージ与えることができるスペル。クイックが付いているため相手ターンにプレイすることが可能。覚醒後はカードを1枚引くことができるのが優秀。枠に余裕があれば採用したい。 |
![]() ウルズ | 【4コスト/フォロワー】 ファンファーレ効果で相手フォロワー1体をEXエリアに置き、進化時効果でEXエリアのカードを1枚消滅させることができるフォロワー。確定除去のような運用が可能。相手のEXエリアにカードが5枚あるとファンファーレ効果が不発するので注意。 |
![]() エクスキューション | 【4コスト/スペル】 4コストで相手のカード1枚を破壊できるクイックスペル。フォロワーだけでなくアミュレットも破壊できる便利なカード。環境を見て採用したい。 |
![]() 竜の闘気 | 【5コスト/スペル】 PP最大値を+1すると同時にリーダー3回復とドローを行うスペル。5コストと重いが効果は優秀。PP最大値を増やすカードを増やしたい場合は採用圏内。 |
![]() ライトニングブラスト | 【5コスト/スペル】 相手フォロワーを1体消滅させるクイックスペル。追加で5コストを払うと相手フォロワー全てを消滅させることができる。破壊よりも消滅が有効な環境なら採用圏内。相手の盤面にオーラ持ちフォロワーしかいない場合は使用することができないので注意。 |
![]() レーヴァテインドラゴン | 【6コスト/フォロワー】 複数の形態に進化できるフォロワー。進化先の一つであるディフェンスモードがデッキコンセプトと好相性。進化枠に余裕があればディフェンスモードと併せて採用したい。 |
![]() ヒシアケボノ | 【10コスト/フォロワー】 10コスト10/10の超大型フォロワー。ファンファーレ効果でリーダーを10回復することが可能。着地できれば序中盤のロスを帳消しにできる。デッキコンセプトとの噛み合いは良いので1枚採用するのはあり。 |
立ち回り
先攻を取りたい
ランプドラゴンは、基本的に先攻を取りましょう。
先攻を取ってPP最大値を増やすことで相手よりも早く高コストのカードを使うことができるので、全対面先攻で問題ありません。
マリガン(引き直し)
ランプドラゴンのマリガンでは「竜の託宣」を全力で探しに行きましょう。
竜の託宣が引けているか否かが勝敗を大きく左右するため、基本的に竜の託宣一点狙いのマリガンで良いでしょう。
序盤
序盤は、基本的に2ターン目から動き始め、竜の託宣を使用してPP最大値の増加を狙いましょう。
竜の託宣が引けていない場合は、ブレイジングブレスなどで相手の攻めを凌ぎ、ライフを守りながら中盤戦に繋げましょう。
中盤
中盤は、豊富な除去カードで相手の攻撃を防ぎ、覚醒状態になる7PPを目指しましょう。
7PP到達時には、ブレイジングブレスや「ドラゴンの卵」の効果が強化されるほか、ギルネリーゼの追加効果を使えるようになります。ギルネリーゼのファンファーレ効果で追加コストを払えばデッキから「飢餓の使徒」と「飢餓の輝き」をEXエリアに置くことができる上に0コストで使用できるため、除去と回復を同時に行うことが可能です。
相手の攻撃を凌ぎ、ランプドラゴンのデッキパワーがピークを迎える終盤戦まで粘りましょう。
終盤
終盤は「イスラ―フィール」や「バハムート」などの大型フォロワーを連打し、相手の盤面を制圧して勝利しましょう。
10PP時であれば、イスラ―フィールやバハムート進化と余った1PPでドラゴンの卵を使用し、相手フォロワー全てを除去+回復+1ドローを行いつつ盤面に特大スタッツのフォロワーが残るといった強力な動きも可能です。
現環境のデッキで例に挙げたような強烈な動きを何度も捌けるデッキは少ないので、無事に7PPまでたどり着くことができれば勝利は目前と言って良いでしょう。
ドラゴンの大会優勝デッキレシピ
デッキコード | 41X65 |
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デッキコード | 696S5 |
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ドラゴンデッキまとめ
今回は、第5弾環境におけるドラゴンデッキを考察していきました。
現環境のドラゴンデッキは、第5弾で新たに追加された侮蔑シリーズのカードを採用したデッキが使われている印象です。
先日行われたトリオバトルにて、上位2チームが侮蔑軸のデッキを採用していたことからも、ドラゴンデッキが侮蔑軸に移り変わったことが分かります。
新カードを採用し生まれ変わったドラゴンデッキを是非使ってみて下さい。
シャドウバースエボルヴの基本情報
ジャンル | TCG |
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発売日 | ・「創世の夜明け」: 2022年4月28日 ・「黒銀のバハムート」: 2022年6月30日 ・「ウマ娘プリティーダービー」: 2022年10月1日 ・「フレイム・オブ・レーヴァテイン」: 2022年12月16日 ・「天星神話」: 2023年2月24日 ・「永劫なる絶傑」: 2023年4月28日 ・「絶対なる覇者」: 2023年6月16日 |
価格 | ・ブースターパック:385円 ・スターターデッキ:1,650円 ・スペシャルスターター:16,500円 |
サイズ | 横63mm×縦88mm |
公式 | ・HP: https://shadowverse-evolve.com/ ・Twitter: https://twitter.com/shadowverse_ev |