【シャドウバースエボルヴ】横浜GPで不正行為が発覚!その内容とペナルティ

2022年8月15日

Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜バナー

2022年7月30日に行われた「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」にて、不正行為・イカサマが発覚し失格処分が下される事案が発生していたようです。横浜GPで何が起こっていたのかをまとめていきます。

ソース:https://sve-gp.com/news/10/

3件の不正行為が発覚

何事もなく幕を閉じたかに思われた「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」でしたが、3件の不正行為が発覚していたようです。

1.竜の託宣マーキング

1件目は「竜の託宣マーキング」です。

公式からの発表によりますと、事態が発覚したのはプレーオフ決勝戦開始前のデッキチェックのタイミング。

当該プレイヤーのデッキは、《竜の託宣》3枚のスリーブのみが他のカードのスリーブと比べて長く、視覚的にも、デッキを触った際にも、明確に他のカードとの区別がつく状態でした。

「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」での失格処分について

この内容が事実であれば、擁護のしようもない完全なイカサマです。到底許される内容ではありません。

当然発覚し、エボルヴ運営にイカサマは通用しないと示したと同時に、託宣が毎回引けるドラゴンはプレーオフ決勝まで行ける強さがあることを証明しました。

ペナルティ

当該選手は、本大会を失格となり、プレーオフ進出者に授与される「PR次元の超越」を没収された後、1年間公認及び公式大会の入場禁止処分が下されました。

運営に物申したい

この事案が発覚したのがプレーオフトーナメントの決勝戦ということで、何故プレーオフ開始時点でデッキチェックを行わなかったのか、この点に関しては運営に物申したいです。

というのもプレーオフトーナメントは「PRルシフェル」が授与されるTOP8が決まるとあって、本大会においてプレイヤーが最も重要視しているからです。

イカサマしている選手に負けた選手の心情を想うといたたまれないので、今後はプレーオフ開始時点で不正や不備などがないかチェックするタイミングを設けて頂きたいです。

2.積み込み

2件目は「積み込み」です。麻雀などでも古来から使われる典型的なイカサマです。

公式からの発表によりますと、事態が発覚したのは予選ROUND5回戦目の開始時。

自身のデッキを「カードの順番が全く変わらない、特定の組み合わせのシャッフル」だけを行い、ルールで定められているデッキの十分な無作為化を行わない状態で、自身のデッキを3つの山に分けて対戦相手にバトル開始の意思を示しました。

「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」での失格処分について

これも事実であれば完全にアウトです。しかも積み込み行為の嫌疑からジャッジによる抜き打ちチェックを実施したとのことなので、事前にジャッジの方が目を付けていたようです。

600人を超える選手がいる中、不正行為に目を光らせていたということで、この運営サイドの対応は素晴らしいですね。

ペナルティ

当該選手は、本大会を失格となり、1年間公認及び公式大会の入場禁止処分が下されました。

3.ダイスで勝敗を決める

最後の3件目は、ダイスの出目で勝敗を決めようとした選手がいたようです。

公式からの発表によりますと事態が発覚したのは予選ROUND4回戦目の終了時。

予選ラウンド 第4回戦目の終了が会場内マイクでアナウンスされた直後、まだバトルを継続していた両対戦者はダイスロールを行い、ダイスロールの結果によってバトルの勝敗を決定しようとしました。

「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」での失格処分について

バトル以外の方法で勝敗を決めようとしたということで、イカサマではありませんが大会ルール違反です。

本大会は、1試合25分の時間制限が設けられており、制限時間を経過しても勝敗が決まらなかった場合は両者敗北になるというルールになっているため、共倒れになるくらいならと行為に及んだのでしょうがダメなものはダメです。

ダイスはもちろん金銭による買収なども大会ルール違反になっており、バトル以外による勝敗の決定を提案した選手だけでなく提案を受け入れた選手も不正行為を行ったとみなされるので、勝敗はバトルできっちり付けましょう。

ペナルティ

本件は悪質なイカサマ行為ではないので、当該選手に失格などの処分は下されていませんが、恐らく両者敗北になったものと思われます。

まとめ

今回は「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」にて発覚した不正行為をまとめていきました。

イカサマや不正行為はどんな事情があろうと絶対にダメです。対戦相手をはじめ純粋に大会を楽しんでいる他のプレイヤー、そして主催者への迷惑行為に他なりません。

筆者も横浜GPに参加し純粋にプレイヤーとして楽しんでいたので、この件を知って衝撃でした。今後不正行為がなくなって欲しいとの願いを込めて記事にしました。

本件の全容は「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」公式HPに掲載されていますので、そちらも併せてご覧ください。

ソース:https://sve-gp.com/news/10/

シャドウバースエボルヴの基本情報

ジャンルTCG
発売日「創世の夜明け」:
2022年4月28日

・「黒銀のバハムート」:
2022年6月30日
・「ウマ娘プリティーダービー」:
2022年10月1日
・「フレイム・オブ・レーヴァテイン」:
2022年12月16日
・「天星神話」:
2023年2月24日
・「永劫なる絶傑」:
2023年4月28日
・「絶対なる覇者」:
2023年6月16日
・「アイドルマスター シンデレラガールズ」:
2023年8月25日
・「森羅鋼鉄」:
2023年10月27日
価格・ブースターパック:385円
(デレマスコラボ以降:440円)

・スターターデッキ:1,650円
・スペシャルスターター:16,500円
サイズ横63mm×縦88mm
公式・HP:
https://shadowverse-evolve.com/
・Twitter:
https://twitter.com/shadowverse_ev